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2002年当時の社会を概観できるようなきがします。

対論・筑紫哲也 このくにの行方
カルロス・ゴーン、養老孟司、加藤周一、緒方貞子、奥田碩、野中広務、北野武、出井伸之らとの2002年8月から2003年9月に同名のタイトルでニュース23で放映された内容をテキスト化したもの。未放送部分の内容もあるとの事。
興味ある点:養老先生はいつもながらの情報化と脳化や身体性についてブレのない視点から現代社会の問題点を指摘している。
加藤さんは、京都の街に多くの人が惹かれるのは、木の文化だという。それも塗らない木、磨きこまれら木造建築。そこの多くの人、日本人だけでなく世界の人が引きつかれるのではと指摘する。また2次大戦敗戦による日本人の開放感と今後来るであろう経済敗戦の開放感は異なるとの指摘はなるほど。

野中さんは引退する前と引退後の2回に分かれているが、小泉政権下における日本の舵取りに対する不満を爆発させていて、地方無視、靖国問題を厳しく指摘している。野中さんの引退にも隠された理由がありそうですね。
北野武さんは、養老先生とも対談したことがあるからなのか、死を隠蔽するメディアや社会の問題を指摘している。自らが作る映画の中の暴力の意味付けはその死を隠すメディアや社会への挑戦なのかもしれない。

引用元:2002年当時の社会を概観できるようなきがします。

防犯カメラ 屋外

対論・筑紫哲也 このくにの行方
この本は、ニュースキャスターの筑紫氏が番組ニュース23の中で、各文化人と
対談したものをまとめた本です。

今日本が変わろうとしている中で、各文化人がどのように感じているのか、よく分かります。

ただ、一つの目玉であるカルロス・ゴーン氏との対談が2002年8月である上、

さらに8人の文化人の内、2003年に対談したのはの引退を表明した野中広務氏、たった一人。

少々出版の時期を逸脱しており、賞味期限の切れた感じがします。

やはり、日本が賛成した「イラク戦争」が始まった3月以降の対談がたった一人では、この本の魅力はそがれてしまっています。

こういった対談本は、旬の情報や考え方が「売り」だと思われるため、出演者がGREATなだけに、かなり残念です。

この本の評価は、★★「買う必要はない。図書館で見つけたら読んで」をつけます。
引用元:

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